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『トランスフォーマー/リベンジ』ネタバレ感想・解説!様々なキャラのリベンジを描いた2作目

映画「トランスフォーマー/リベンジ」のあらすじ・内容

映画「トランスフォーマー/リベンジ」は映画シリーズの2作目にあたり、前作と比べて4倍以上にもなる約60体ものトランスフォーマーが登場します。

今作では、ディセプティコンを創設した親玉でもあるザ・フォールンとの戦いを描いています。前作と比べて迫力が増した2作目「トランスフォーマー/リベンジ」のネタバレ感想や解説を紹介します。

目次

映画「トランスフォーマー/リベンジ」を観て学んだこと・感じたこと

・前作よりもギャグ要素が多くて笑える!
・登場するトランスフォーマーの数が多く、ロボットが好きに人におすすめ

映画「トランスフォーマー/リベンジ」の作品情報

公開日2009年
監督マイケル・ベイ
脚本アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー
アーレン・クルーガー
出演者サム・ウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)
オプティマス・プライム(ピーター・カレン)
サ・フォールン(トニー・トッド)
ミカエラ・ベインズ(ミーガン・フォックス)
シーモア・シモンズ(ヨン・タトゥーロ)

映画「トランスフォーマー/リベンジ」のあらすじ・内容

映画「トランスフォーマー/リベンジ」のあらすじ・内容

舞台は前作の戦いから2年後。オプティマス率いるオートボットたちは、地球に潜むディセプティコンを抹殺していました。

ディセプティコンは世界各地に潜んでいて、上海ではディセプティコンのデモリッシャーが現れます。オートボットたちはデモリッシャーを撃退をしますが、デモリッシャーは死に際に「ザ・フォールン様が蘇る」と言い残します。

キューブが地球には無いのにも関わらず、いまだ地球にディセプティコンがいることに疑問を抱いた国は、オートボットたちに対して地球から去るように告げますが、国が保管していたキューブの欠片を盗み出したディセプティコンが、海底に沈むメガトロンを復活させます。

そして、ディセプティコンの親玉でもあるザ・フォールンは「トランスフォーマーの命の源」でもあるマトリクスを求めて地球に訪れます。マトリクスの鍵を握るのは、キューブの欠片に触れてしまったサムでした…。

映画「トランスフォーマー/リベンジ」のネタバレ感想

今作では多くのトランスフォーマーが登場!

今作では多くのトランスフォーマーが登場!(C)2008 DreamWorks LLC and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

敵味方関係なく、トランスフォーマーではロボットの変形や戦いが醍醐味の映画ですが、今作では前作の4倍以上のロボットが登場します。

そして、今作ではかなり大きなトランスフォーマーがたくさん登場します。映画の序盤の上海のシーンでは、油圧ショベルカーに変身していたデモリッシャーが大きな車輪で移動していきます。オプティマスもオートボットの中ではサイズが大きいですが、オプティマスと比較しても3倍くらいの大きさがあります。

デモリッシャー1体を倒すのにも複数のオートボット、アメリカ軍で挑まなくてはいけないので、サイズが大きい相手との戦いは中々大変そうでした。

 

エジプトのシーンで登場したデバステーターは、複数のロボットが合体して出来ているので今作で一番大きいキャラでしたね。何でも吸い込む吸引力が特徴でしたが、軍が保有する秘密兵器・レールガンによって倒されました。

大きいのはロボットは強いと思うのですが、大きければ良いというわけではありません。大きければ動きも遅くなってしまい小回りがきかないので、パワーとスピード的に一番良いのがオプティマスのサイズなんでしょうね。バンブルビーもかなり強いですが、パワー系のキャラというよりはスピードの速いロボットという印象です。

1作目でメガトロンを倒すべきでしょ…

1作目でメガトロンを倒すべきでしょ...(C)2008 DreamWorks LLC and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

1作目の「トランスフォーマー」で敵として現れたメガトロンは、オプティマス率いるオートボットに倒された後、残骸が海溝に沈められます。シリーズものの映画なので、これは仕方ないことではありますが、普通であれば残骸が残らないくらいにメガトロンを処分しますよね。

残骸を海溝に沈めたと言っても、見た限りではメガトロンの形そのままなので、いつメガトロンが目覚めてもおかしくないくらいの状態で沈めています。人間の武器でもロボットの身体が溶けるくらいなので、メガトロンを処分するのは容易いと思うんですがね…。

それに、ディセプティコンの脅威を痛いほど知っているオプティマスも、メガトロンの残骸を海溝に沈めることに賛成しているというのも信じ難いです。今作に登場するメガトロンは3作目の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」にも登場するので、展開的には仕方ありませんが、映画の中で個人的に気になった部分でした。

ギャグシーンが最高!レオ・スピッツのキャラが良い

ギャグシーンが最高!レオ・スピッツのキャラが良い(C)2008 DreamWorks LLC and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

トランスフォーマーは戦闘シーンと同じくらい、ギャグシーンも面白い要素です。

今作ではサムが大学生となり、両親の元を離れることになりますが、子供の頃のサムの靴を見た母が感傷的になっているシーンが個人的に好きでした。隣では1作目にも登場した飼い犬のモジョと、2作目から登場したフレンチブルドッグが交尾をしていたりと、下品な笑いも健在です。

サムが大学の寮に住むために両親と荷物を持っていくシーンでは、母が大学構内で購入したクッキーを食べています。袋にはマリファナの絵がプリントされていて、マリファナ入りのクッキーを食べた母親はハイになり、見知らぬ人にタックルをしたりとやりたい放題です。

父もそんな母を本気で止めようとはせず、笑いながら見過ごしています。面白いキャラの両親は見ていて面白いですが、サムにしてみればあの行動は恥ずかしいでしょうね。笑

 

そして、今作から登場するのはサムの寮のルームメイトであるレオ・スピッツです。レオは「スクープドットコム」という会社を運営していますが、サムと一緒にいたことでオートボットとディセプティコンの戦いに巻き込まれます。

博物館に潜入するシーンでは警備員に対してスタンガンを使おうとしますが、誤って自分の身体にもスタンガンを当てて痺れてしまうシーンは吹き出しました。良き仲間であり、ギャグシーンには欠かせない良いキャラをしています。

シーモア・シモンズとの再会!そしてカッコいい

シーモア・シモンズとの再会!そしてカッコいい(C)2008 DreamWorks LLC and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

前作で秘密機関・セクター7捜査官として活動していたシーモア・シモンズが今作でも登場します。セクター7が無くなった後は実家に暮らし、母のお店を手伝っています。

前作の登場シーンでは嫌なキャラでしたが、徐々に協力しあい「まぁ悪いキャラではないのかな?」くらいの立ち位置になりました。今作ではサムたちと協力し、自分の命が危険になってでも人類を救うために行動します。その姿がカッコよく、今作でシモンズを好きになった方も多いのではないでしょうか。

無線を使って軍にレールガン仕様の要請をしたのもシモンズです。もしあそこでレールガンを使用していなければ、敵によって太陽が爆発されていたわけですからね。この映画において、シモンズは人類を救った影の功労者です。

戦闘中のサムと両親のシーンが感動的

戦闘中のサムと両親のシーンが感動的(C)2008 DreamWorks LLC and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

サムは倒れたオプティマスにマトリクスで生き返らせようとしますが、その道中で人質に取られた両親と再会します。いつもおチャラけているサムの両親も、この時ばかりはサムに逃げろと真っ先に言い放ちます。

バンブルビーに助けてもらい、両親を安全な場所に逃がそうとした際にも、父はサムに対して真剣な顔で「一緒に逃げるんだ」と言います。いつもはユーモア溢れる父が、サムの身を心配する姿が感動的でカッコ良いんですよね。

サムを危険なところに行かせたくない父をよそに、母は「行かせてあげて」と言います。大学の寮にサムが行くだけでも感傷的になっていた母ですが、この時はサムの覚悟を感じ取ったのか、サムを後押ししてあげるのです。

こういった場面での母は強いというか、本当は危険なところに行かせたくないはずですが、母が言ったとしてもサムの意志は折れないということが分かってるんでしょうね。いつもフザけている両親なだけに、ギャップが凄く家族愛に感動しました。

ジェットファイアのパーツを手に入れたオプティマスが強すぎ!

ジェットファイアのパーツを手に入れたオプティマスが強すぎ!(C)2008 DreamWorks LLC and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

古代サイバトロン語を読むことができるジェットファイアですが、元々はディセプティコン側だったものの、オートボット側に付いています。杖をつくようにして歩き、常に悪態をついていますが性格は良いキャラなんですよね。

ジェットファイアはオプティマスの前で自害し、オプティマスに自分のパーツ渡します。ジェットファイアのパーツを組み込んだオプティマスは体もかなり大きくなり、背中にはターボジェットのようなものも付いて空を飛べる様になっています。

ロボット同士が合体してさらに強くなる描写はお決まりですが、カッコ良いシーンでした。パワーアップしたオプティマスは装置を破壊し、ザ・フォールンを倒すことに成功します。

トランスフォーマは敵に勝利するまでの過程を長く描いていて、ラスボスは意外とあっけなくやられてしまうんですよね。それもこの映画の良さではあるのですが、もっとボコボコにやりあっても良い気がしました。

【解説】「トランスフォーマー/リベンジ」の名に相応しい映画

【解説】「トランスフォーマー/リベンジ」の名に相応しい映画(C)2008 DreamWorks LLC and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

映画「トランスフォーマー/リベンジ」では、初めの方でオプティマスがやられてしまい、マトリクスによってオプティマスが復活するので、そういった意味で「リベンジ」というタイトルがつけられているのだと思いました。

しかし、映画を視聴してみると、1作目でやられてしまったメガトロンが登場したり、セクター7の捜査官から実家で働く男になったシモンズの「リベンジ」も描かれていると感じました。

一度やられてしまい、地に落ちた登場人物たちの「リベンジ」を描いた作品は個人的に良かったです。

 

また、今作では多くのロボットが登場し、上海やロンドン、エジプトなど様々な国で撮影されているので、戦う舞台が変わることで新鮮味がありました。

今作でザ・フォールンは倒されましたが、メガトロンが深手を負いながらも逃げています。次作「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」に繋がる内容になっているので、ぜひ視聴してみてください!

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