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映画「ジョン・ウィック」ネタバレ感想・解説!犬の復讐に燃えるキアヌ・リーブス!凄腕殺し屋を描いたアクション映画

【解説】ジョンの復讐の理由は子犬を殺された事。視聴前は設定が弱いと思ったが...

映画「ジョン・ウィック」はチャド・スタエルスキ監督が手がけ、キアヌ・リーブスなどが出演するアクション作品です。

今作はチャド・スタエルスキの初監督作品となりましたが、映画「マトリックス」ではキアヌ・リーブスのスタントマン役を演じたこともあるそうです。

引退した凄腕の殺し屋が復讐をする映画「ジョン・ウィック」のネタバレ感想や解説、考察を書いていきます。

映画「ジョン・ウィック」を観て学んだこと・感じたこと

・復讐の設定が弱いようにも思えたが映画を観ると理解
・とにかく強いキアヌ・リーブスの姿がカッコいい
・アクション映画としてレベルが高い

映画「ジョン・ウィック」の作品情報

公開日2014年
監督チャド・スタエルスキ
脚本デレク・コルスタット
出演者ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)
ヴィゴ・タラソフ(ミカエル・ニクヴィスト)
ヨセフ・タラソフ(アルフィー・アレン)
ウィンストン(イアン・マクシェーン)
ミズ・パーキンズ(エイドリアンヌ・パリッキ)

映画「ジョン・ウィック」のあらすじ・内容

映画「ジョン・ウィック」のあらすじ・内容© 2014 – Summit Entertainment

凄腕の殺し屋のジョン・ウィックは最愛の女性ヘレンと出会い、裏社会の仕事から足を洗いますが、ヘレンは病気で命を落としてしまいます。

ジョンは生きる希望を失いますが、ヘレンは残されたジョンに子犬を送り、ジョンにとっては子犬のデイジーが生きる希望となっていました。

しかし、ジョンの愛車であるマスタングを盗みに強盗が家に押しかけ、愛犬のデイジーが殺されてしまいます。ジョンは強盗たちに復讐をするため、再び裏社会へと戻る事になります…。

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映画「ジョン・ウィック」のネタバレ感想

【解説】ジョンの復讐の理由は子犬を殺された事。視聴前は設定が弱いと思ったが…

【解説】ジョンの復讐の理由は子犬を殺された事。視聴前は設定が弱いと思ったが...© 2014 – Summit Entertainment

映画「ジョン・ウィック」を視聴する前に、なんとなく「自分の愛犬を殺された事に腹を立ててキアヌ・リーブスが復讐をする」という設定は知っていました。もちろん、愛犬は家族同然ですし、大切な命であることは重々わかっていますが、そこまで復讐にとり憑かれるほどになるのか?と感じてしまったのも事実です。

しかし、実際に映画を視聴してみると、ジョンがあそこまで怒り復讐に燃えるのも理解できました。

「人を殺すこと」を生業としていた彼が、足を洗って愛する人と普通の生活を送り、二人で幸せな家庭を築こうとしていた中でヘレンを亡くしてしまうどん底状態。そんな生きる希望を亡くしていた彼の元に、ヘレンから子犬が送られます。ジョンにとっては、ヘレンから送られた子犬(命)はヘレンと同じくらい大切なものだったでしょう。

しかし、子犬の命を強盗に数日で奪われてしまいます。ヘレンが残されたジョンのためにと送った子犬の命を奪ったわけですから、ジョンがあそこまでブチ切れるのも納得でした。

 

ただ、この復讐の設定は納得できたものの、「ジョン・ウィック」シリーズは3作もあるので、「子犬を殺されたこと」がきっかけとなり、ここまでストーリーが展開されて壮大になっていく映画はそうそうないだろうなと思いました。

ヘレンを病気で亡くしてしまうというぶつけようのない怒りを、犬を殺した強盗たちに全てぶつけていく様はアクション満載でかなり面白かったですね。

ジョンはマフィアのボスも警察官も恐れてしまう程強い

ジョンはマフィアのボスも警察官も恐れてしまう程強い© 2014 – Summit Entertainment

ジョン(ブギーマン)がどれほど凄い殺し屋であるかは、映画の冒頭から何度も登場しています。

まず、強盗がジョンの愛車であるマスタングを盗んだシーンでは、強盗たちがジョンのマスタングに乗ってマフィアの車屋(?)を訪れますが、ジョンと親交のあるオーレリオはヴィゴの息子であるヨセフをブン殴ります。

マフィアのボスの息子であっても、ジョンを襲って飼い犬を殺したという大きな過ちに怒る、というよりは「マジで何をしてんの?」といった具合にブン殴るんですね。

 

その後、ヨセフが殴られたことを知った父・ヴィゴがオーレリオに電話をかけますが、殴った理由を聞いたヴィゴの顔からは焦りが伺えました。そして、ヴィゴがヨセフを呼び出し、息子を殴りながらジョン・ウィックの危険性をとくと教えます。

ジョンが仕事を必ずやり遂げること、鉛筆だけで3人を殺したことがあること、誰もできなかった仕事を成し遂げたことを伝え、ヨセフに対して「お前は何も出来ずにジョンに殺される」ということを伝えるんですね。マフィアのトップがこれだけ恐れ、息子が殺されてしまうこと半分諦めモードで伝えるシーンだったので、ジョンがどれほど凄腕だったかが分かります。

そして、ヴィゴは何十人もの部下たちにジョンを殺しに向かわせますが、ジョンには敵わず全滅してしまいます。しかも、凄腕の殺し屋として活動していたのは5年前ですから、5年のブランクがあってもここまで強いのです。ジョン宅での戦闘はスーツを着たキアヌ・リーブスがスタイリッシィに戦いまくりますが、とにかくカッコ良く、ほとんど銃弾一発で敵を仕留めていたので戦闘能力の高さが分かります。

 

その後、銃声を聞きつけて街の警官・ジミーがジョンの家を訪れますが、警察官であっても家の中を大して調べようとしないんですよね。ジョンの顔には戦闘で受けた傷や血がついていましたし、玄関の奥には敵の死体が転がっていて、外からでも見えそうではあるんのですが、全く警察官は中を調べようとしません。

ジョンのことを近所の住人として信頼しているというよりは、首を突っ込み過ぎたら自分の命を危ない…という感じで、警察官はジョンを恐れるほどでした。

ヴィゴの隠し資産を燃やすジョン。目的は復讐のみ

ヴィゴの隠し資産を燃やすジョン。目的は復讐のみ© 2014 – Summit Entertainment

コンチネンタル・ホテルでジョンを殺そうとした女性の殺し屋・パーキンズですが、返り討ちにあってヴィゴの隠し財産の場所を教えます。ジョンはヴィゴの隠し財産がある教会を訪れ、金を奪うのかと思いきや全てを燃やしてしまいます。

ここで分かるのが、ジョンは金目の物に全く興味はなく、ただただ愛犬を殺された「復讐」のためだけに動いているということです。ジョンが裏社会に戻ってきたのは、「復讐することのみ」であることが改めて分かるシーンでした。

震え上がるほどの殺し屋を銃で殺さないマフィア達

震え上がるほどの殺し屋を銃で殺さないマフィア達© 2014 – Summit Entertainment

ジョンはヴィゴに捕まってしまい、その手下によって頭にビニール袋を被せられてしまいます。窒息死してしまいそうになる時、マーカスのスナイパーによって助かるのですが、ジョンを銃で殺そうとしない手下達アホすぎません?

ジョンによって多くの手下がやられてしまいましたし、鉛筆だけで3人を殺した過去があるジョンです。身動きが取れないからといって、こんな凄腕の殺し屋に近くのだけでもかなりの恐怖ですが、なぜかビニール袋で殺そうとするんですよね。

銃は持っていなかったのか…と思いきや、ジョンが抵抗した時に手下はスーツの懐から銃を取り出そうとします。「いや遅すぎるだろ!」とツッコミを入れたくなるシーンでしたが、主人公のジョンがあの場であっさり殺されてしまえば、物語として成り立ちませんからね…。

ただ、冒頭でジョンがどれだけ恐ろしい殺し屋であるか説明が多かっただけに、爪の甘すぎるマフィアの手下たちに驚くというか、さすがにありえないだろと思ってしまいましたね。そういったありえなさもこの映画の見所ではありますが。

愛犬の復讐はあっさり完了!次は友・マーカスの死の復讐へ

愛犬の復讐はあっさり完了!次は友・マーカスの死の復讐へ© 2014 – Summit Entertainment

ヨセフを追い詰めたジョンはあっさりと撃ち殺してしまいます。他の映画だと最後の言葉を聞いたり、怒りの思いをぶつけたりするものですが、そんなシーンもなくあっさり殺してしまうんですよね。

ジョンの復讐は完了したと思いきや、ジョンを助けていたことがばれてしまったマーカスは、ヴィゴに拷問をされて殺されてしまいます。ジョンを突き動かすのは復讐心…マーカスの復讐をするため、ヴィゴを倒します。わりとここもあっさりと倒してしまいましたね。

そして、雨が降りしきる中故障した車に傷だらけのジョン。映画冒頭につながるシーンですね。ここで新しい犬を見つけて家に持ち帰ります…。

 

今作は「殺し屋を引退したジョンが愛犬を殺された復讐をする」展開ではあるのですが、物語の根本には「裏社会に再び戻ってくるジョン」が描かれています。2作目の「ジョン・ウィック:チャプター2」、3作目の「ジョン・ウィック:パラベラム」とシリーズ化されているので、ジョン・ウィックが裏社会に復帰する再誕生を描いた物語でもあります。

2,3作目は復讐ではなく、殺し屋から狙われるジョンを描いていて、さらにアクション性の高い作品になっているので合わせて視聴してみてください。

【解説】吹き替えだと報酬金が200万とか300万と言ってるけど…

【解説】吹き替えだと報酬金が200万とか300万と言ってるけど...© 2014 – Summit Entertainment

ヴィゴはジョンを殺すため、殺し屋たちに200万や300万などの金額を提示します。初めに聞いた時は「凄腕の殺し屋を殺すのに200万って安すぎない?」と思ったのですが、これは200万ドル(2億円)ということだったのですね。吹き替えであればしっかり「200万ドル」まで言って欲しいですね。

コンチネンタル・ホテルで掟を破って殺した場合には400万ドル支払われるということだったので、掟を破ってでもジョンを殺そうとする殺し屋が出てくるのも無理はありません。しかし、パーキンズはしっかりと粛清されてしまいましたが…。

アクション映画としては質が高い!興行収入も右肩上がり

アクション映画としては質が高い!興行収入も右肩上がり© 2014 – Summit Entertainment

チャド・スタエルスキ監督の初監督作品ということでしたが、気になる部分はなく、初監督作品にしてはかなりレベルの高いアクション映画だなと感じました。

凄腕の老人の殺し屋VS若者の暗殺し屋集団との戦いを描いた「ポーラー 狙われた暗殺者」は過激要素があり、マッツ・ミケルセンの演技がカッコよかったのですが、「ジョン・ウィック」は戦闘シーンがかなり多く、スーツを着て戦うキアヌ・リーブスがとにかくスタイリッシュでカッコいい映画でした。

ディスコでマフィアと銃撃戦になるシーンでは、流れる音楽のおかげで過激になりがちな銃撃シーンがポップになるなど、R15指定作品ではありますがそこまで気になりませんでした。

 

また、1作目の興行収入は8000万ドル(86億円)でしたが、2作目は1億7000万ドル(180億円)、3作目は3億2000万ドル(340億円)と右肩上がりに延びていることから、「ジョン・ウィック」シリーズの面白さが徐々に認知されていることが分かります。

3作目は今のところ日本では公開されていないので、どのような展開になるのかは分かりませんが、新たなアクション映画シリーズとしてもっと続編が制作されることを期待したいです。

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※2019年10月現在の情報です。

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