映画「ラ・ラ・ランド」の作詞・作曲スタッフが手掛けた2018年公開のミュージカル映画「グレイテストショーマン」は、実在したアメリカの興行師P.T.バーナムの人生をモデルにして製作されました。
抜群のエンターテイメント性とともに、現代の差別や偏見に対しての深いテーマを忍ばせた映画「グレイテスト・ショーマン」の感想や考察をネタバレを含みつつ解説・分析していきます。
目次
映画「グレイテスト・ショーマン」を観て学んだこと・感じたこと
・男の人間臭さ、女のマドンナっぷりがすごい
・自由に生きる素晴らしさを改めて実感できる
・単純なストーリーと美しい映像&音楽でストレスを忘れたいときには最適!
映画「グレイテスト・ショーマン」の作品情報
公開日 | 2018年 |
監督 | マイケルグレイシー |
脚本 | ジェニービックス ビル・コンドン |
出演者 | P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマ) フィリップカーライル(ザック・エフロン) チャリティ・バーナム(ミシェル・ウィリアムズ) ジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン) アン・ウィーラー(ゼンデイヤ) |
映画「グレイテスト・ショーマン」のあらすじ・内容
舞台は18世紀初頭のアメリカ。仕立て屋の息子バーナムは、得意先のお屋敷に住むチャリティに恋をし、身分の差を乗り越え結婚します。
2人の娘にも恵まれ、貧しいながらも幸せに暮らしていましたが、バーナムの発案したフリークショーが大当たりをし、とうとう一家はお金持ちになります。
しかし、バーナムはお金儲けに夢中になり、ずっと支えてくれた家族や本当の友人たちと心が離れてしまったことに気づかぬまま。大切なものを忘れかけたジャックに訪れた結末とは…。
映画「グレイテスト・ショーマン」のネタバレ感想
【解説】P.T.バーナムの明るい面にスポットを当てた作品
主人公であるP.T.バーナムは1810年生まれの実在した興行師で、当時のアメリカでは時代の寵児的な有名人でした。
実際のバーナムはフリークス(奇形・変種を意味する)への虐待や詐欺など、疑惑の尽きない人物だったようですが、同時に夢の実現のためには固い信念をもって突き進んでいく情熱的な人物でもあり、本作ではそんな彼の前向きな明るい部分にのみスポットを当てて描かれています。
ヒュー・ジャックマン演じるバーナムは、暗い影のような部分は全く描かれておらず、ただ夢に向かって周りが見えなくなるほど邁進していく非常に魅力的な男性です。これはもちろん、ヒュー・ジャックマンのハンサムな外見があってこそですが、人の良いチャーミングな笑顔はバーナムの良き面、プラス面を抽出するにはぴっりのキャスティングだと思います。
しかし、逆に人間の影となる部分がないことで、夢の実現のためには周りが見えなくなってしまう無邪気で自己中心的さのような性格を感じます。
夢を持つ男性は魅力的ですが、幸せな間は良くても、ふとした拍子に底知れぬ怖さを感じるのはどうしてなのか、この映画を観て分かったような気がします。無邪気な子どもの言葉は時として残酷ですが、この映画のバーナムにはそれと同質の怖さを感じられ、女性としては複雑な心境になる映画でもありました。
出演するキャストが実力派だからこそ完成した傑作
ミュージカル映画ということで、当然キャストには歌える・踊れる・演技ができるなど、いくつものスキルが必要です。主人公を演じたヒュー・ジャックマンの歌唱力は「レ・ミゼラブル」で証明済みですが、本作は重い歌詞を朗々と歌い上げるのではなく、パワフルでポジティブな曲調が中心で、「レ・ミゼラブル」や「ウルヴァリン」とは全く違ったヒューの魅力を堪能できます。
もっとも、「レ・ミゼラブル」のように歌声に聞き入るというよりも、同時に繰り広げられる華麗なダンスと大勢のハーモニーに注目が集まる作品です。ヒューの軽快なダンスシーンやセクシーな身のこなしなど、この映画には「レ・ミゼラブル」とは全く違った魅力が満載です。
ヒュー・ジャックマンは1995年に「美女と野獣」でミュージカルデビューしていますが、演技しながら歌うということは演技力と歌唱力を同時に実現しなければならず、その点で見てもヒュー・ジャックマンの並々ならぬ演技力と歌唱力には脱帽ですね。
数々の作品においてヒュー・ジャックマンの優秀さは証明済みですから、「良くて当然」という世間の空気もうっすら感じてしまいます。彼の場合は作品ごとにどんどんハードルが上がってしまい、少し気の毒な気もしちゃいますね。まあ、それも実力のある俳優さんならではなのですが…。
「This Is Me」が印象に残る!ヒゲ女(レティ)を演じたキアラ・セトル
インパクトのある「ひげ女」役で出演しているキアラ・セトルはハワイオアフ島出身の42歳。なんとブロードウェイデビューは2011年、34歳の時だったそうです。キャリアは短くても、彼女の力強くパワフルな歌声と「This Is Me」のパフォーマンスには圧倒されますよね。
映画製作に入る前段階のワークショップで初めて彼女の歌声を聞いたヒュー・ジャックマンは感動のあまり目に涙をためて、思わず彼女の手を握り締めたといいます。
フィリップを演じたザック・エフロンは歌唱力も抜群
「ハイスクール・ミュージカル」で有名なザック・エフロンですが、彼は出演作品は少なくないものの、評論家や世間の評価としては今一つで、いつまでもティーンエイジャーの俳優というイメージが付きまとっていた感もあります。しかし、この作品で彼の存在感や歌唱力、エンターテイメント性が十分にアピールできたのではないでしょうか。
彼のエンターテイメント性を一番強く感じたのは、最後のステージシーンです。バーナムがトレードマークの帽子をザック演じるフィリップに渡し、舞台の主役と総指揮を譲るシーンで帽子を受け取ったフィリップが嬉しそうに舞台の中央に駆けていきます。
ついさっきまで存在感ありありで歌って踊っていたバーナムのステージに交代して出ていくわけですから、役としても見劣りするのは仕方のない場面です。また、実際にヒュー・ジャックマンの華と比べてもザック・エフロンでは正直見劣りするのは当然と思っていました。
ところが、舞台でダンスと歌を披露したザックは見劣りするどころか、ヒューとはまた違った存在感を見せつけてくれます。この点は失礼ながら意外でしたし、ザック・エフロンという俳優がようやく一皮むけた瞬間を見られた貴重なシーンでもありました。「ハイスクール・ミュージカル」の頃の、お世辞にも歌が上手とは言えない彼とは別人で、力強く甘い歌声とパフォーマンスに注目です。
バーナムの妻チャリティを演じたミシェル・ウイリアムズ
妻であり幼馴染のチャリティ役ミシェル・ウイリアムズは、裕福な家庭で育っているにもかかわらず、体中から醸し出す素朴であたたかな女神のような雰囲気がとても素敵です。
彼女の演技力は故ヒース・レジャー(ミシェルとヒースの間には女の子が誕生しています)と、ジェイク・ギレンホールのはかない恋愛を描いた名作「ブロークバックマウンテン」でも、素朴さを持つ女性の苦悩を好演して(私の中では)実証済みですが、「マリリン7日間の恋」では、それまでと全く毛色の違ったマリリン・モンローという役を演じて評価も高く、幅の広さを見せつけている俳優です。
また、アン・ウィーラー役ゼンデイヤの野性的な魅力は、伸び伸びして攻撃的にも見える演技に如何なく発揮されています。野生の仔馬のようなしなやかな肢体も大きな魅力ですね。
バーナムの人生・幸せに本当に大切なものとは?
映画のテーマは大きく2つありますが、一つは「人にとって本当に価値のあるものは何か」ということでしょう。バーナムは妻や娘たちを幸せにしたい一心から、成功を追いかけショービジネスにのめりこんでいきます。家庭は裕福になっていきますが、妻と一緒に感じた先の見えないわくわく感や、家族一緒に過ごすあたたかな時間からはどんどん遠ざかってしまいます。
現代の生活に置き換えてみても、両親が遅くまで働いて学費や家のローンは払えるけれど、子どもはお弁当を食べ遅くまで塾や習い事に通い、せっかく手に入れたピカピカのマイホームはいつも無人で空っぽ。そんな光景を目にすることがあります。
成功に目がくらんだバーナムが、これまで自分を支えてくれた人たちの大切さに気づくのは大きな代償を払った後のことでした。現代に生きる私たちも、いつか大きな代償を支払う時が来るのでしょうか。
取り返しのつく代償であったことがバーナムの幸いでしたが、人の愛や信頼を失ったら取り返しがつきません。そんなことを考えさせられる映画です。
【考察】ヒゲ女、アルビノ、双子など、個性的な登場人物は多様性を認め合うことの大切さの象徴
バーナムはフリークスを集めてショーをする興行師なので、作中にはフリークスがたくさん登場します。
時代背景である19世紀のアメリカでは奴隷制が敷かれていました。しかし、奴隷の約95%はアメリカ南部で従事しており、この映画の舞台となるアメリカ北部では奴隷制度はそこまで一般化していません。というより、身近にアフリカ系アメリカ人と接する機会がなかったため、奴隷制には無関心の人も多かったようです。
フリークスショーで空中ブランコを披露する黒人の兄妹が登場しますが、奴隷というより、有色人種自体がフリークス(奇形・変種)と同列にみなされていたことがうかがえます。他にも、ひげ女や親指将軍(小人症の実在の人物)、アルビノなどユニークな人たちがたくさん登場するのがこの映画の特徴です。
親からも存在を隠され、世間から虐げられていた人々をバーナムは華やかなショービジネスの舞台へと引っ張り出しスポットライトを当てます。フリークスは鬱屈していた今までの人生から初めて解放され、自分を表現できる素晴らしさと自由を謳歌するのです。
これは現代の私たちへの強烈なメッセージであると考えます。肌の色や人種、宗教などあらゆる枠を超えて、全人類が一つになることの必要性を音楽に乗せて伝えているのです。
劇中、ショーに批判的だった新聞記者のセリフに「肌の色も体形も違う者たちを一緒に舞台へ上げた。」というところがあります。彼はショーを「ペテン」「違法」と新聞に書いて叩きますが後に言うのです。「ほかの記者ならこう書いただろう、人類の祝祭と。」
フリークスたちがダンスを踊る場面でも、色とりどりの衣装を着て楽し気に踊るため画面一杯街路の洪水となり取ってもカラフルです。この演出が多様性を認め合った世界の楽しさや明るさを象徴しているのではないでしょうか。
もちろん、実在のバーナムには詐欺まがいや虐待、金儲け主義などダークな側面があったのでしょうが、この映画はこれで100%正解なのです。明るい面だけを抽出し、まるでディズニー映画のように純粋にストーリーを追って、体の中から湧き上がる楽しさを堪能する映画なのですから。
アパートの屋上で歌うシーンなど、舞台背景の作り物感が幻想的
完璧なCGを使って、まるで本物の背景のような映画はたくさんありますよね。ファンタジー映画やSF映画などは、その完璧さを楽しむという一面もあります。でもこの映画はその逆!映画なのに背景が舞台装置そのままです。
近年大ヒットしたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」の場合は、回想シーンなどに舞台の背景を効果的に使っていましたが、実際のお芝居の場面では通常の映画のようにロケでの撮影が多く使われていました。ところが「グレイテスト・ショーマン」では、街並みや通りのシーンも舞台美術が多く使われています。
時代背景などの事情もあるのかもしれませんが、街並みの背景などはどこか現実感が薄く、まるでディズニーシーのようでもあり、画面を通して奥行きのある舞台を見ているようでもあります。
特に感動したのは、身分の差を乗り越えやっと結婚できたバーナムとチャリティが、アパートの屋上でこれからの生活を夢見て歌うシーン。夜空に大きな月が浮かび、背景の街並みは完全に舞台装置なのですが、この演出がえも言われない幻想的なシーンにしてくれています。
ここで2人と娘たちが歌うのは名曲「A Million Dreams」。本物の街並みを想像してこのシーンに当てはめてみると、途端に何となく興ざめするシーンになってしまうのですが、舞台の背景にしたことで夢の中の1シーンのような印象的な美しさに彩られます。
バーナムがフィリップを説得する「The Other Side」のシーンは見所!
「グレイテスト・ショーマン」の曲といえば、勇気と元気が湧いてくるアップテンポなナンバー「The Greatest Show」が有名で、迫力あるダンスシーンももちろん見所ですが、私的には隠れた見所(というかお気に入り?)は他にあります。
それは、上流階級層で作品がブレイクした劇作家フィリップを、バーナムが自分のショーのパートナーとしてスカウトする場面です。曲は「The Other Side」です。
バーカウンターでのやり取りの後、フィリップが頑なに「そんな冒険は犯せない。今の生活で満足しているんだ。」と歌います。二人でやり取りしながら歌う場面なのですが、まず、バーテンダーも含めた掛け合いのテンポが最高に小気味いいです。
そして、途中で音楽がピタっと止み、その後静かに「魅力的だがリスクも高い」とフィリップがその申し出になびき始めます。このやり取りは緊迫感があって最高に楽しめますし、ヒュー・ジャックマンとザック・エフロンの歌声もしっかり堪能できます。それにしてもヒューの声はセクシーでいい声ですよね。ちなみに、このシーンは30テイクも撮り直したそうです。
評論家には酷評?でも一般の人には評価が高い?
この映画は評論家にはおおむね酷評されたそうです。まあ、いろいろと理由があるのでしょう。史実と違ったり美化しすぎたり、フリークスの心の葛藤が薄いなど、理由は多くアリスです。
確かに、もう少しフリークスのこれまでの人生がどんなものであったか、ショーやそれを象徴するバーナムの存在は彼らにとってどれほどのものか、妻のチャリティの心の穴やバーナムが家族を顧みなくなった過程などを掘り下げれば、映画としてさらに深みのあるものになったでしょう。
でもこの映画には、そんな「小難しい心の葛藤」はなく、ひたすらストレートで真っ直ぐな感情を歌と踊りで楽しませてくれます。前向きで善良な心を描いたストーリー、素晴らしい楽曲に乗せてキャストと一緒になれるような臨場感を味わえます。これは複雑なストーリーで感情を邪魔しないからこそ100%楽しめるのであって、そこに人間模様はいらないのです。
小難しい理屈で考える評論家と、ハートで楽しむ観客の評価が真っ二つに分かれている理由はそこにあるのだと思います。
チャリティやアンの女神っぷりと男性陣の俗っぽさ
本作をみて思ったのは「いつの時代もこういう男っているよね」ということでした。この映画では男性の俗っぽさが描かれています。
例えばバーナムですが、いつも味方になって苦労を共にしてきた妻の忠告に耳を貸さず、夢を追いかけます。それまで、天使のようにかわいらしい娘たちのアドバイスや、賢く優しい妻の忠告に何度も助けられてきたのにもかかわらずです。
しかも、オペラ歌手のジェニー・リンドと長期のツアーに出かけますが、たとえバーナムが惚れ込んでいたのがジェニーの「才能」だったにしろ、2人きりでツアーに出かければ、大切な人が傷つくことは簡単に予想できそうなものですが、バーナムは競馬馬のように前しか見ていません。周りが全く見えないのはほんとにダメですね。
さらに、バーナムのパートナーフィリップは、空中ブランコ乗りのアンに一目で恋をしますが、気持ちが伝えられずにいます。公の場でフィリップは勇気を出してそっとアンの手を握りますが、いい雰囲気になったのもつかの間、老夫婦に見とがめられるや否やササっと手を放す体たらく。もう、ほんとにダメです。
一方、チャリティやジェニーには素晴らしいものがありました。妻のチャリティなどは忍耐力、優しさ、ユーモアすべてにおいて完璧な女性です。一途にバーナムを想うひたむきさなど男冥利に尽きると思うのですが、彼はショービジネス界での成功だけを見つめて家庭を顧みなくなってしまいます。
アンもフィリップに心を寄せてはいるのですが、一貫して「身分違い」を理由に遠ざけようとする意思の固さを見せます。太い眉が並々ならぬアンの決心を象徴しているかのように凛々しく、その後の展開はさておき、映画の中盤ではヤワなフィリップとは大違いです。
また、歌手のジェニーにしても堂々たる引き際はまるで女王の風格ですね。気高く、美しく、最後まで彼女のイメージを崩すことがありませんでしたね
映画「グレイテスト・ショーマン」の裏話・トリビア
双子の一人は唯一の日本人のダンサー
個性的なフリークス役の中に唯一日本人が抜擢されているのをご存知でしょうか。
劇中、シャム双生児として双子が華麗なバック転などを披露するダンスシーンがありますが、その双子役の一人が日本人のダンサー小森悠冊さんです。母は一流ダンサーの小森美紀さんで、いつか母を超えることを目標に現在はニューヨークを拠点に活躍中です。
結合した双子のもう一人は、ダニエル・ソンというロサンゼルス出身の振付師兼ダンサーの方だそうです。衣装の下では二人をしっかりベルトで固定していて、その作業だけで毎回5分以上もかかったとか。トイレも二人で行かざるを得なかったそうです。
火事のシーンはなんと本当にセットを燃やした!
詳しくは言いませんが、劇中に火事のシーンがあります。実はこの火事、セットに本当の火を点け炎上させたんだそうです。その火が他のセットに燃え移り、しまいには隣の楽屋まで燃え移ってしまったんだとか!
これは撮影中に現地のニュースにもなったそうです。迫力満点のリアルなシーンを撮影するのは大変なことなんですね。
映画「グレイテスト・ショーマン」はとにかく観て感じて!魂に訴えかけてくる映画
「グレイテストショーマン」のストーリーは、子どもから年配の方までわかりやすく共感されやすい内容です。紆余曲折や小さな心の葛藤はあっても、複雑な伏線もなく、観客を裏切るようなどんでん返しもありません。
だからこそストーリーにとらわれることなく、単純に素晴らしい音楽とダンスをエンターテイメントとして全身で楽しめるのだと思います。
夢を追い続けることの大切さ、自由を勝ち取る強い意志、どんな時も愛する家族と運命を共にする覚悟やいつもそばにいる仲間の大切さなど、「美しきもの」すべてが1つの物語に納められ、音楽と素晴らしいダンスによって表現されています。
楽しむことに小難しい理屈はいりません。ただ魂で感じて、心を震わせるだけで十分なのだと教えてくれた映画でした。
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