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映画『インシディアス 第2章』ネタバレ感想・解説・考察!最後の被害者・アリソンや結末について考察

映画「インシディアス 第2章」のあらすじ・内容

映画『インシディアス』の続編映画『インシディアス 第2章』。前作で謎だった部分が明らかになりながら、今作でも更に謎が深まるようなミステリー要素の強い作品になっていて、個人的には前作よりも観ていて楽しめるような作品でした!

今回はそんな『インシディアス 第2章』についての詳しい感想や解説、考察をご紹介していきます。感想と考察ではネタバレを含みますので、映画ご視聴前の方やネタバレを避けたい方はご注意ください!

映画「インシディアス 第2章」を観て学んだ事・感じた事

・1よりもミステリー要素が強くなった作品
・3ではどんなストーリーになるのか楽しみ!

映画「インシディアス 第2章」の作品情報

公開日2014年01月10日
監督ジェームズ・ワン
脚本リー・ワネル
出演者パトリック・ウィルソン(ジョシュ・ランバート)
ローズ・バーン(ルネ・ランバート)
タイ・シンプキンス(ダルトン・ランバート)
バーバラ・ハーシー(ロレイン・ランバート)
リン・シェイ(エリーズ・レイニア)
リー・ワネル(スペックス)

映画「インシディアス 第2章」のあらすじ・内容

映画「インシディアス 第2章」のあらすじ・内容

ジョシュにエリーズ殺害の容疑がかかっているものの、ジョシュの生家に家族で移り住み、ひとまず恐怖から解放されたと思われたジョシュ一家。

しかし、家を変えてもルネは依然として心霊現象に悩まされ、なぜかジョシュの母・ロレインまでも幽霊を見るようになり、だんだんとジョシュの様子がおかしくなっていきます。

何とかしようと霊媒師の力を借りてエリーズと交信したロレインたちは、心霊現象の原因が家ではなくジョシュにあるということ、ジョシュが霊界から帰ってきたときに『何か』を連れてきてしまったこと、それがエリーズの過去の職場に関わっていることを知りました。

果たしてジョシュ一家を悩ませている何かとは…。

映画「インシディアス 第2章」のネタバレ感想

映画「インシディアス 第2章」のネタバレ感想© 2013 – FilmDistrict

1作目で良かった部分は引き継ぎながら気になっていた点は改善されていて、そこにさらにミステリー要素を入れることで、前作以上に楽しめるような作品になっていました!

1作目で謎だった部分を明らかにしながらもさらに謎が増え、果たしてインシディアスシリーズの真相はどこにあるのかとどんどん引きまれていきます。1作目を観返したくなるような、3作目の展開・ストーリーが気になるような作品に仕上がっていました。

【解説】臨場感のある恐怖を演出

【解説】臨場感のある恐怖を演出© 2013 – FilmDistrict

ミステリー要素が強くなった分、前作よりも恐怖演出の回数は控えめになっていましたが、1作目のようなじわじわくる恐怖演出というのはしっかりと引き継がれていました。

ホット&コールドという手法を用いて霊の居場所を探したり、廃墟を歩き回ってヒントを探したり、いかにも何か出そうな場所をゆっくりと歩き回って霊を探すその独特な空気感、ふっとした時に聞こえる幼い少年の声というのが非常に恐怖心を煽ってきましたね。

また、恐怖があえてワンテンポ遅れてくるような演出がなされているので、来るかもしれないという緊張感が解かれた瞬間に恐怖がどんっと来るようになっていて、どんなに身構えていても驚かされてしまうような良い恐怖演出だったと思います。

 

そして、今作でも音による恐怖演出が良かったです!子供のおもちゃの陽気な音、扉がゆっくりと開く音というのももちろん良かったのですが、個人的には細かい衣擦れの音というのが特に良かったと思います。

衣擦れの音があることで、自分もその場にいるような臨場感を味わることができるので、登場人物の立場から恐怖演出に驚いたり、恐怖したり、何が起こるのかと想像しながら観ることができました。

そういった音の恐怖を最大限に楽しむためにも、今作はヘッドホン・イヤホンを付けて視聴するのがおすすめです!日本のホラー映画の恐怖演出がお好きな方、じわじわくる恐怖演出とビックリする恐怖演出の組み合わせがお好きな方であれば、今作のホラー演出は気に入るのではないでしょうか。

前作以上にミステリー要素が強い

前作以上にミステリー要素が強い© 2013 – FilmDistrict

ホラー映画なので恐怖演出はあるのですが前作に比べるとやや控えめで、どちらかと言えば前作の謎に答えるためのミステリー要素の方が強い映画だったと感じました。

心霊現象の原因を探すという点は前作と変わっていないのですが、前作がダルトンをメインにジョシュの過去に繋がるような展開になっていたのに対し、今作ではジョシュの過去をメインにしながらロレインの過去にもつながるような展開に変わっていたのが面白かったですね。

前作でも関係ないと思われたジョシュに繋がった時には驚いたものですが、今作ではさらに関係なさそうなロレインに繋がっていたので、前作以上に驚きが大きかったです。

 

そして、ジョシュ・ダルトンを悩ませていた元凶について少しは分かってきたものの、真相までは完全に分かり切っておらず、まだまだ謎は残されています。

ここから今後のシリーズでどうなっていくのか、真相はどうなっていくのか楽しみになる2作目です。

1作目の「インシディアス」よりも面白かった!

1作目の「インシディアス」よりも面白かった!© 2013 – FilmDistrict

1の良い部分を引き継ぎながら今作でさらにバージョンアップされていてかなり見応えがあったので、個人的には前作よりも面白かったと思います。

ただ、前作がつまらなかったということは決してなくて、前作にちらっと話のあったジョシュの幼少期の話、家で悩まされていたポルターガイストの話が今作でつながっているからこそ、前作があったからこそ今作で盛り上がる部分が多かったように感じました。

 

そして今作の冒頭の話も終盤で回収されていたり、作品内でも伏線が隠されつつ、実はそれもシリーズを通して繋がるようになっている展開…さすが映画『ソウ』シリーズコンビがつくった映画だなと驚くばかりです。

前作で気になったバイオハザードのような幽霊が群がってくるような演出も少しはあるものの、前作よりかはゾンビ感が控えめになっているので、そこまで気になるほどではなかったかなと思います。

ホラー演出こそ減っていましたが、その分ミステリー要素が増えていて、前作よりもボリュームのある映画になっていました。

怖さ・ホラー映画を求めている方にはバージョンダウンしている、物足りないと感じてしまうかもしれませんが、ミステリー要素のあるホラー映画がお好きな方、見応えのある映画がお好きな方にはシリーズ通しておすすめできる映画です!

【解説】続きが気になるラストを迎える

【解説】続きが気になるラストを迎える© 2013 – FilmDistrict

今作も前作同様、ハッピーエンドを迎えたと思いきや恐怖は終わっておらず、さらに新たな恐怖が始まるような続きが気になるラストになっています。

また、今作で前作での謎は解決されたもののさらに謎が増えたことで、まだまだ気になる部分は多いので、ここからジョシュ一家はどうなっていくのか、この恐怖は終わるのか、どのように解決するのか…シリーズとしてどんなラストを迎えるのかかなり気になりますね。

今作のラストから想像すると、ジョシュ一家を離れて新たな被害者・アリソンの話が始まるのかなとも思われるのですが、インシディアス3のタイトルに『序章』と付いているので、今作の黒幕・パーカーの生前の話が始まるのではないかなとも考えられます。

3作目に関しては視聴前なので、内容については想像するしかありませんが、次にどんな話になるのか実に楽しみです。

映画「インシディアス 第2章」の考察

映画「インシディアス 第2章」の考察© 2013 – FilmDistrict

前作で謎のままだったジョシュに取り憑いていた悪霊のことについて、白い服の女とはどういう関係なのか、悪霊の目的について、そして今作のラストで新たな被害者が登場していることについて考察していきます。

あくまでも個人的な考察なのでこれが正解というわけではありませんが、参考程度に見て頂けると幸いです!

ジョシュに取り憑く悪霊・パーカー

ジョシュに取り憑く悪霊・パーカー© 2013 – FilmDistrict

ジョシュ一家に襲い掛かる恐怖は家に問題があるものと思われていましたが、実はそうではなく、恐怖の元凶は幼少の頃からジョシュに取り憑いていた悪霊にありました。

ジョシュが子供の頃から取り憑いていたその悪霊は、1作目でジョシュがダルトンを迎えにあっちの世界に行って戻ってきた時に一緒になって現世にやってきていて、ジョシュよりも先にジョシュの身体に入り込むことで身体を奪い取ったのだと思われます。

悪霊の名前はパーカー・クレーン。ジョシュの母・ロレインが勤めていた病院の集中治療室に入院していた寝たきりの老人で、寝たきりになる前は性転換手術を希望していたそうです。

身体が回復しているにも関わらずなぜか目を覚まさずにいたのですが、ジョシュがパーカーの側にいった時に突然目を覚まし、面識のないはずのジョシュに襲い掛かったことがありました。

 

そしてその数日後、パーカーは死亡。寝たきりになる前、彼は母親の命令で自らに化粧を施し、かつらをかぶり、黒いウェディングドレスとベールに身を包み殺人を繰り返す『黒衣の花嫁』と呼ばれる連続殺人犯でした。当時の報道では老婆と思われていたため、男であるパーカーに容疑はかからなかったようです。

女装をしていたのは警察の捜査を混乱させるためではなく、彼の幼少期に原因がありました。

パーカーは幼少期から母親の命令で女の子であることを強要されており、かつらをかぶり、女の子の恰好をさせられ、パーカーではなくマリリンという名前を名乗るように厳しい教育をされていたようです。

そして死後も女装をした状態でパーカーやダルトンの前に現れていたことを思うと、母親の教育はパーカーの死後も続いていたと考えられます…。

白い服の女・パーカーの母親

白い服の女・パーカーの母親© 2013 – FilmDistrict

ジョシュに取り憑いたパーカーに対して「奴らを殺せ!」と言っていたり、ルネたちの前に何度も姿を現していた白い服の女はパーカーの母親でした。

母親は生前からパーカーが女であることを強要し、自分の死後もずっとパーカーに取り憑いていて、パーカーが女であるように、女になるようにとずっと指示を出していてたのではないでしょうか。

パーカーが黒衣の花嫁として人を殺し続けていたのもそのためで、殺人を行う時まで女装をするように強要され、「女を殺せば女になれる。殺せ!」とでも指示されて殺していたのだと思われます。

 

そして、ついに性転換手術までするように…。このときのパーカーの年齢を考えるとすでに母親は死亡していたと思われますが、死後もパーカーに取り憑き続けた母親は、本物の女になることをパーカーにずっと指示していたのだと考えられます。

病院までやってきたもののパーカーは本物の女性になることは拒否し、性転換手術をされないようにずっと眠り続けていたのではないでしょうか。

なぜ母親がここまでパーカーが女であることに拘るのかは今作では明かされていませんが、パーカーの父親に対して好ましくないような発言をしていたことを考えると、父親に何か原因があるのかもしれませんね。

 

そしてパーカーの母親がどうなったのか、死亡しているのか、どのように死亡したのかについても今作では語られていませんでした。もしかしたら母親はパーカーに殺害されているのではないでしょうか。

ジョシュが死後の世界でパーカーによって殺害されたと思われる被害者の女性たちにかけられた布を外しているとき、その中からパーカーの母親が出てきたので、母親もパーカーに殺害されていたから被害者たちと共にいたと考えられます。

理由については想像するしかありませんが、女性であることを強いられ続けたパーカーが我慢の限界を迎え、何とかして解放されようと殺害に至ったのかもしれませんね。

しかし、母親を殺害しても解放されることはありませんでしたが…。

パーカーの目的は一体何?

パーカーの目的は一体何?© 2013 – FilmDistrict

ジョシュの身体を奪ったあとのパーカーの目的は母親からの解放、ジョシュ一家との家族ごっこの2点だったと思われます。

先ほども申し上げたように、パーカーはおそらく生前から死後に至る現在までずっと母親の「女であれ」という一種の呪いに縛られていました。

「もっともっと殺すんだ…」という母親の声に対して、パーカーが「僕から出て行け!」と言っていたことからも分かるように、人を殺せと指示され続け、女であることを強要され続けたパーカーは何とかして母親から解放されたがっていたのだと思われます。

ジョシュと母親が部屋で戦っている時に部屋に入ろうとするエリーズ達に協力したのも、ジョシュたちを助けるためというわけではなく、母親を消してもらうため、自分が母親から解放されるためだったのではないでしょうか。

 

ただ、解放と言ってもパーカーは殺し自体は楽しんでいると思われます。

生前の映像で映し出された殺害前のパーカーの表情は楽しそうな笑顔でしたし、人を殺すことへのためらいがなく、ルネに対して「他人の苦痛の方がもっといい」と言っていることを思うと、殺人自体への抵抗というものはないですよね。

パーカーがイヤなのは母親の命令で人を殺すことであり、自分にとって殺す必要のない人物、殺したくない人物まで殺せと言われることを嫌がっているのだと思われます。

 

そして、ジョシュの身体を乗っ取ったパーカーは、ジョシュ一家との日々を楽しんでいるように見えました。

ルネに対して「殺すつもりはなかった」というようなことを言っていたことからも分かるように、正体さえバレなければジョシュに成りすまして優しい旦那・父親を演じ、家族ごっこを続けていたかったのだと思います。

生前は母親のDV、女性であることの強要、殺人と強要され続けていて、おそらく良い家庭環境ではなかったでしょうし、結婚も許されなかったと思われるので、ジョシュに成りすまして夫婦ごっこ・親子ごっこ・家族ごっこをしていることは、パーカーにとっては夢にまでみた理想的な家族像だったのではないでしょうか。

強いて言えば幽霊だ幽霊だと騒ぐルネは面倒だったのかもしれませんが、少なくとも家族として過ごす時間はパーカーにとって楽しいもので、できることであれば家族としての時間をもう少し楽しみたかったのだと思います。

最後には新たな被害者・アリソンが…

最後には新たな被害者・アリソンが…© 2013 – FilmDistrict

今作のラスト、ジョシュとダルトンが現世に揃って帰ってきて、これからはもう大丈夫と思われたところに新たな被害者・アリソンが登場します。病院で生死を彷徨った後、生還した少女が『何か』を連れて帰ってきてしまったというジョシュと非常によく似た状態で…。

つまり、ジョシュとダルトンは救われたもののパーカーを消滅させるには至らなかった、パーカーは取り憑く先をジョシュからアリソンに変えただけということではないでしょうか。

母の呪いからやっと解放されたパーカーが、今度こそ子供に取り憑いて子供時代をやり直そうとしているのだと思われます。

「インシディアス」はどんどん続きが気になる作品!

「インシディアス」はどんどん続きが気になる作品!© 2013 – FilmDistrict

ホラー映画としてだけでなく、シリーズ通して伏線の隠されている良いミステリー作品だったと思います!

前作から謎が解けたと思いきや今作で新しい謎が出てきて、考えていたのと全く違った方向性に話が進んでいって結末がどうなってしまうのか、観れば観るほど引き込まれていくような魅力的な作品でした。

1作目以上に続きが気になる展開になっているので、インシディアス3も視聴するのが楽しみです!

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※2019年6月現在の情報です。

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